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2005年12月18日 (日)

カーナビのパーキングブレーキ問題

今まで、ナビについてよく知らなかったのだが、安全面を考慮した設計という事で、パーキングプレーキがONになっている状態を認識しないと、ルートの設定操作とかTV等を見るといった事が出来ない仕様というのが、一般的な事らしい。

まあ、それはそれでいいかと思うのだが、ポータブルナビの利点でもある「車内以外での利用」というシーンでも機能制限が課せられるというのはどうなんだろうねぇ?

まあ、愚痴ってもしょうがないので、この問題についての対策を講じてみる。

基本的には、パーキングブレーキの配線に接続し、ブレーキ操作に連動してアース接続される事によってブレーキON/OFFを認識するカラクリなので、直接アースへ接続すれば常にブレーキONと認識するという事はすぐに判る事なのだが、問題なのは何処に接続するかという事だ。

ネットで検索したところでは、以下のような方法が見つかった。

  • 車体の金属部分に配線
    よく見かけるケースではあるが、車体と繋がった状態である必要があるため、持ち運びには支障が出そうだ。
  • 電源アダプタのアース線に配線
    ゴリラの電源アダプタからは、ご丁寧に別機器への電源供給線が出ているので、それと接続するというもの。
    類似のものに9Vラインのグランドに配線するというものもあり、本体近くで分岐すれば配線はさらにスッキリしそうだ。
    しかし、電源アダプタに接続するという事から、車内限定という制約は残る。

うーん、やっぱ本体のみで完結させたいところ。
てな訳で、テスターを使って手直なアースを探したところ、一番簡単なのはパーキングブレーキ配線用ジャックそのものだった。
プレーキ配線には2.5mmのモノラルジャックが用いられており、ジャックの外側がコードと接続されているのだが、配線されていない内側は内部のグランドに配線されているらしい。
まさに灯台下暗し。ブレーキ配線用ジャックの内側と外側をショートすればいいだけだ。

・・とは言うものの、付属の配線用プラグは外側部分にしか配線されていないので、ショートさせるのはちと面倒だ。
適当な釘か何かを差し込んでもいいのだが、ジャック内部のばねに余計なストレスをかけ続けるのもちと気が引ける。
プラグを新たに購入するにも、最近は身近に電気パーツなんぞを置いている店を見かけなくなって久しい。

さてどうしたもんかと思っていた矢先に、100円ショップで2.5mmジャックの携帯用イヤホンマイクを発見し、速攻で購入。
mic

このまま差し込んでもブレーキONと認識してくれるのだが、イヤホンをぶら下げたままってのも邪魔っけなので、根元でカットしてはんだでショートさせた。
ついでに熱収縮チューブまで使って後加工を施してひとまず完成。
plug

多少不恰好さが残るが、まあ何かと配線するよりはスッキリしているから良しとしよう。
これで、パーキングブレーキの問題はひとまずクリアというところかな。
after

さて、残るはA/Cアダプタを何とかしなければなるまいて。

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2005年12月13日 (火)

カーナビの課題

さて、導入したカーナビ「NV-420」であるが、先日書いたようなポータブルならではの使い方である「家の中で事前にルートを設定しておいたり、ポータブルTV代わりに使ったり」というのを実現しようとすると、いくつかの課題がある事が分かってきた。

とりあえず、直面する大きな問題として以下の2つが挙げられる。

1.パーキングブレーキ信号の問題
安全面を考慮した設計という事で、パーキングプレーキがONになっている状態を認識しないと、機能がフルに使えない仕様になっている。
ネットでちょっと探せば、パーキングブレーキを常にONしているように見せかける配線方法はすぐに見つかるのだが、大抵はアースに配線するという方法だ。
しかし、車のボディや電源アダプタのアース線への配線という方法では、車外で使いたいという用途ではちと具合が悪い。
ナビ本体単独でもパーキングブレーキがONの状態を作るための方法を考えなくてはならない。

2.電源の問題
ナビのセットに含まれている電源アダプタは、シガレットソケットに差し込むタイプなので、当然ながら家庭内のAC電源では使えない。
という訳で、家の中で使うためには別途電源を用意する必要があるのだが、純正のACアダプタはというと・・・なんと税別7,500円!
た、高っけぇ!!そんなん買う気しねえよ・・・
そんな訳で、何か適当なACアダプタを見つける必要がありそうだ。

とりあえず、自宅で事前にルート設定を行うという野望を達成するためには、この2つを何とかしないといけないので、最優先事項として検討してみる事にしよう。

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2005年12月12日 (月)

カーナビ購入

実は私は大の方向音痴である。
車で走っていて、いつの間にか出発地点の方向へ向かって走っていたなんて事をやらかしたのも一度ではない。
先日も、目的地と逆方向に走ってしまって、同乗していたカミさんも失笑しきりである。

まあ、そんな事もあって、今までは贅沢品だとばかりに眼中に無かったカーナビの購入をついに決意した。
といっても、たまにしか使わない(普段は知っている道しか走っていないから)のに流行の高額なナビなんてとても買う気になれないので、出来るだけ安いやつを物色。
そして購入したのは、サンヨーのポータブルゴリラの「NV-420」というやつだ。
これは同社「NV-470」にTVチューナーを内蔵させたオートバックス専売モデルで、特売で49,800円だった。
NV-470が価格.comで5万円を若干切っているくらいなので、TVチューナーの分だけお得ってところかな。

ちなみに、値段からも想像がつくと思うが、こいつはCDタイプである。
「今時?」と言われそうだが、なぁに大丈夫。
確かに最近のナビはDVDが観れたり曲を大量に録音できたりと便利機能満載ではあるが、あんな高いモンをそう簡単に買える訳ねえし別に車でDVDを観る気も無いし、導入済みのMP3対応コンポでBGMには事欠かないし、田舎なので渋滞情報が無くても特に困らない。
現在位置や目的地までのルートが分かるという最低限の機能が最低限のコストで実現できればそれでいいのだ。
数十万もするカーナビが当たり前のようにズラリと並んでいる昨今、5万円程度でナビ機能を手中に出来るのだから、コストパフォーマンスは抜群だ。

そんな訳で導入したナビは、昨日には仮設置が済み、いよいよ運用開始である。
せっかくのポータブルなんだから、家の中で事前にルートを設定しておいたり、ポータブルTV代わりに使ったりと、色々やってみたいのだが、それを実現するためには、何やら色々と工夫が必要のようだ。
そのあたりについては、今後レポートしていこうと思う。

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2005年12月 9日 (金)

JASRACから回答が来たらしい

注目していた牧歌組合~耳コピとエロジャケ~さんの件だが、ようやくJASRACからの回答が来たらしい。
一杯ひっかけた状態で出張先のホテルにいる状態だが、ここは緊急参加せねばなるまいて。(笑)

さて、回答の内容を見ながら、気になるところを突っ込んでいこう。

音楽に限らず、著作物をホームページに掲載することは、事前に
権利者の許諾が必要な利用となります。
タイトルを併記するなど、特定の既存楽曲を想起させる形で
楽曲の一部やパート別に作成された譜面などを部分的にご利用になる
場合であってもその曲と特定できる形でのご掲載であれば、一般的
には許諾が必要な利用となります。

まず、この文面だが、これが「引用」に対する事を言っているのか、「利用」の事を言っているのかがハッキリしない
「利用」であれば、許諾が必要なのは説明するまでもない事だ。
著作権法でも第六十三条をあたりを始めとして、著作物を利用する場合には許諾が必要と理解できる記載もある。

では、「引用」の場合はどうだろう?
引用に関する記載は、第三十二条しか見当たらない。

第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。

これを見る限りでは、「引用」の際に許諾が必要とは読み取れない

また、以前にも書いたが、「部分的にご利用になる場合であってもその曲と特定できる形でのご掲載であれば、一般的には許諾が必要な利用となります」というJASRACの言い分は、著作権法と矛盾するのではないかと思う。
著作権法では、第四十八条にて、「引用」するには「出所を明示する」事が必要との記載がある。
つまり、引用するということは何の曲かを明確に特定するという事でもある。
JASRACはQ&Aにて「歌詞の引用を否定するものではない」としているのだが、それなのに上記で挙げている「曲が特定できたら利用」というのだから「引用」するための条件と矛盾している。
そこから考えても、「曲が特定できたら利用」とするJASRACの言い分は著作権法から逸脱したものではないだろうか?

まずは、上記回答が、「利用」または「引用」のどちらについて言及しているのか?
また、「引用」の事だとすれば、許諾が必要となる根拠は何処にあるのか?
といった点の明確な説明が欲しいところだ。

次に

しかし、歌詞や楽譜などの掲載については、コード進行に関するご自身の
見解を補助する範囲を超えてご利用になっていると考えられるため、
必ずしも③、④を満たすとは思われません。

という点だが、これについては、確かに歌詞を全体的に載せているところについては、ちと問題ありかとも思うが、コード進行を説明するにあたって、曲のどの部分かを説明するのに歌詞掲載以外にどんな方法があるだろうか?
曲の位置を示すために歌詞の一部を掲載する事は、必要最低限の事であるというのはゆるぎないところではないかと思う。
(もし違うというのであれば、JASRACが認める最低限の引用によるコード進行の説命例というのを挙げて欲しいものだ)

あとは、必要以上の量を掲載していないかどうかを見極める事になるかと思う。
JASRACの回答では「同様の掲載方法が他にも散見された」とあるが、そのあたりは見解の違いもあるのでお互いの主張を交わしつつ整合点を見極めるしかないだろう。
とりあえず牧歌組合さんが、ご自分で納得する範囲で問題と思える部分を改善する。
その上で、JASRAC側から見てまだ問題だと考えられる場所があれば、個別に指摘してもらう。
それが納得いくものであれば、対応すればいいし、納得いかないものであれば、さらに反論するしかない。
時間と手間はかかるが、そうやって一つ一つを潰していくしか無いのではないだろうか?
「他にも散見された」の一文で全てを同じように扱われるというのは、牧歌組合さんも納得いかないところだと思うので。

いずれにせよ、ごく普通(と私が思い込んでいる)の感覚で見た限り、牧歌組合さんのブログは丸々つぶされるような物ではないと思う。
うまくJASRACと調整され、ある程度妥協できる線引きをJASRAC側から引き出せると素晴らしいと思うのだが、道は険しいかな・・

#とはいえ、第三者があまり無責任な事をいってもしょうがないところだが・・・
#注目しているし応援もしているが、無理強いするのは本意ではないから。

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2005年12月 3日 (土)

JASRACが「引用じゃない」と言ったからといって、本当にそれは正しい事なのか?

#こうも著作権がらみの話を書くとは思わなかったよ。(さすがにカテゴリーを分けた)

先日の記事で紹介した牧歌組合~耳コピとエロジャケ~さんだが、とりあえず今のところはJASRACからの回答待ちという事で、いきなり削除される事態は回避した模様。

若旦那の独り言さんは、もはやだんまりを決め込んだのではないかとの意見のようだが、さすがにいきなりフェードアウトはしないのではないだろうか。(ていうか、ちゃんと回答して欲しい)
このまま回答なしなら、それこそ架空請求と言われても仕方が無いだろう。

さて、若旦那さんとこのコメントで紹介されていたページを見たのだが、なんだかなぁ・・・という感じの内容だったのでコメントしたい。

ページの作者は、当初は「歌詞の引用は著作権の侵害ではない」と表明していたが、その後の紆余曲折によって以下のような見解に変わったらしい。
以上により、私は
『 歌詞の「引用」は著作権の侵害には当て嵌まらない。
  しかし、それは歌詞の使用が「引用」だと認められればの話で、
  歌詞(歌)の管理をしているJASRACから「引用」だと認められなければ、それは著作権の侵害となる。 』
と、結論を出させて頂きます

私はどうにもこの意見には賛同できない。
それが当記事のタイトルにつながるのだが、JASRACが引用でないと言ったとしても、それはJASRACの言い分でしかない訳で、常にそれが正しいと言うわけでは無いだろう。
本当に尊重すべきなのは、著作権法の記述や過去の判例だと思う。
#ていうか、JASRACに「引用ではない事を主張する」事は出来ても、「著作権の侵害であると判断を下す」という権限ってあるのか?

また、こんな事も書いてある。
さて、『「歌詞の引用」が、そもそも「引用」に当て嵌まるか』に戻りますが、
JASRACからの回答の中の、「引用」の成立条件の【4】が、私とスレの方の間で挙がりました。
「“必然性”というのは、どういうものに当て嵌まるのか?」となったのですが、
「使用する“必然性”なんて、滅多に無い」と、私もスレの方も同じような考えでした。
引き合いに出すとしても、「そもそもその引き合いすらやらなければ良い」とも、言おうとすれば言えるはずです。
批評、研究においても、「やらなければ良い話でしょう」で済まされ得るものになってしまうと思います。
このように、“使用する側”が主張する“必然性”なんて、否定しようとすればいくらでも否定出来るものです。
よって、『「引用」は滅多に認められない』という結論になりました。

さすがに、この『「やらなければ良い話でしょう」で済まされ得るものになってしまうと思います』との意見は噴飯ものだと思った
これって、必然性を問うポイントが間違ってないか?
「引用に必然性があるか?」というのは、必要性の無い引用になっていないか?ということであって、批評や研究をする事自体の必然性を問うている訳ではない
批評や研究をする事の必然性なんて、本人の「やりたい」という気持ちだけで十分なのであって、第三者がとやかく言うものではないだろう。
「やらなければ言い」なんて言い出したら、批評や研究だけでなく楽曲や文学などの創作活動そのものを否定する事にも繋がりかねない。
だいたい、何が悲しゅうて、批評や研究をやる事に対する必然性をJASRACなんぞに問われにゃならんのだ。(笑)

それから、引用に対するJASRACの回答には
たとえ一部であってもその楽曲であることが特定できる場合は、
「引用」ではなく、許諾が必要な「利用」となることを前提として・・・

とあるが、著作権法にて定められた引用の定義ってそんな内容だったっけ?
ていうか、同じ回答文の中に
「引用」の成立要件は、
1,引用目的(報道、批評、研究)
2,明瞭区分性(引用文を括弧でくくるなど、自分の文章と区別する)
3,主従関係(あくまで自分の文章が主であること)
4,必然性、最小限度(どうしても引用する必要があることと、分量は必要最低限であること)
5,人格権への配慮(その著作者の人格権を侵害しない内容であること)
とされており、これらの要件を満たしたうえで、かつ引用する著作物の
出所を明示すること
となっています。

って書いてあるんだけど、引用するためには「出所を明示した上で、なおかつその楽曲が特定できてはならない」って事かい?
言っている事がメチャクチャ矛盾してしないか?(笑)

このページの筆者は、
『著作権法上の「引用」に当て嵌まらない』とJASRACが判断を下せば、それは著作権の侵害となってしまいます。
てな事も書いているが、そりゃ、ちょっと違うんと思う。
そんなんじゃ、怪しげなアダルトサイトから「サイトにアクセスしたら使用料○万円の支払いが必要です」って言われたら疑いも無く払わなければいけないと思ってしまうのと大して変わらないのではないかな?
繰り返しになるが、JASRACの主張は権利者側の立場からの主張なだけであって、判断を下すための正しい判断基準という訳では無いと思う。
あくまで著作権法で決められた事を判断基準とするべきだ。

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