パソコン・インターネット

2009年9月 8日 (火)

GyaOとYahoo!が統合したが・・

GyaOとYahoo!が統合してシステムが新しくなったようだが、統合前のGyaOと比べると、だいぶ不満がつのる内容になっているようだ。

配信動画の更新状況も分かりにくくなっているし、連続物で毎週更新されていた番組が、更新リストに含まれていなかったりするし(更新打ち切りか?)・・・

致命的なのが、画面の小ささ。
フルスクリーン表示が選択できないようで、WideXGA(1280×768)だと画面の1/4にも満たない程度になり、まあ小さくて見にくいこと。

フルスクリーンモードとかは無いのか?と思ったのだが、ヘルプを見てみると、
「GyaO! で配信している映像は全画面表示にはできません。ご了承ください。
全画面表示への対応については、年内に対応時期をお知らせする予定です。」
てな事が書いてあった・・(ダメだこりゃ)

動画のレビューをちらっと見たら、動画そのものに対してではなく、統合後のシステムに対する不満が既に沢山書き込まれていた。

GyaOはTV代わりに視聴する事も少なくなかったのだが、こりゃ足が遠のきそうだな・・・
早いとこ、GyaO時代のレベルまでは改善して欲しいものだ。

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2006年6月 6日 (火)

ノートPC到着

注文していたノートパソコン(N130J)は、5/24に無事到着。
使用環境の引越しもある程度終わって本格的に使用し始めたので、使用感などを挙げておこう。

【外観】
ちと安っぽい感じはするが、特に気にはならない。
電源LEDとかがブルーLED使っていたりするのは、最近の流行だろうか。

【サイズ、重量】
過去所有してきたノートPCは全てB5サイズだったため、それに比べるとやはり大きい。
覚悟の上とはいえ、ペットボトル約2本分の重量増加はちょっとしんどいかな。

【液晶】
WXGAなので、広さとしては特に不満なし。
最近流行りの光沢画面については、見栄えはいいけど実際の作業では画面が見づらい。
CRTの頃は低反射で見やすいというのが機能の一つだったのだが、最近は反射する方が売り文句になるというのは時代逆行のような気がしてならない。
動画再生の機会が増えたとはいえ、PCの主用途はそんな事では無いと思うんだがなぁ・・・

【キーボード】
しっかりした作りとまではいえないが特に不満は無し。ノートPCなんてこんなものだろう。

【タッチパッド】
過去はThinkPad230cs、チャンドラ、チャンドラ2、ThinkPadS30とThinkPad系ノートを使いつづけていたので、タッチパッド式を所有するのは初体験だ。
会社のノートPCでは余計な反応とかがあるので不満たらたらのタッチパッドなのだが、こいつとどう付き合っていくかがこれからの課題だ。
#マウスを持ち歩くか・・・(余計にバッグが重くなるからなぁ・・)

【付属品】
紙の取説はA3両面コピー1枚のみ。(付属CDにマニュアルも入っているが英語)
ある意味潔いが、パソコン初心者にはつらいかな。
自分は今までもマニュアルをまともに読んだ事は無いので、特に困りはしないがな。
付属CDは4枚。(ドライバ類、WinXP、Nero、PowerDVD)
素のWindowsCDが入っているのはショップブランドならではのメリットかも。
ACアダプタの大きさは普通だが、AC側のコードがやけに太くてかさばるのがちと困る。

【感想】
我が家で最速のPCであり、とりあえず早い。
CDライティングと動画処理はデスクトップ機の仕事だったのだが、こっちでやった方が速く済みそうだ。
とりあえず、第一印象は良しといったところだ。

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2006年5月16日 (火)

ノートPC購入決定!

先日から、壊したノートPCの買い替え検討をしていたが、結局ツクモのN130J-200Dに決めた。
http://www.tsukumo.co.jp/bto/mobile_n130j-200d_2.html

CPUはCoreDuo 2GHz、メモリは1GB、HDDは7200prmの100GBをチョイス。
これで17万円を切るのだから、コスト的には申し分ないと思う。
#念のため延長保証もつけたので、実際には送料込みで18万超となったが。

重量が約2kgで、今まで使っていたPCよりも重くなるのがちょっと心配。
普段からPCを持ち歩いているので、重量アップは結構体にこたえるかもしれないなぁ。

後は到着を待つだけなのだが、945GMチップセットが品切れで取り寄せとなるため、納品はもう少し先になりそうだ。
今月中にはとどくかのぉ・・・

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2006年5月 4日 (木)

ノートPC購入候補

さて、壊れたThinkPad S30の後継機だが、いざ購入しようとすると、なかなか迷うもんですなぁ。
どっかにいい情報は転がってないですかねぇ・・・

とりあえず、Core Duo 搭載機を基本に、現時点での候補はこんな感じ。

【ThinkPad X60】
1.66GHz,512MB,40GB,12.1型XGA,268×211×20~35mm,1.44kg,21.0万円
http://www-06.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpx60/tpx60a.shtml
とりあえず外せないThinkPadからは、X60をチェック。
割高感は否めないところだが、ThinkPadブランドに対する安心感はある。

【VAIO Type S(SZ)】
1.66GHz,1GB,60GB,13.3型WXGA,315×234.3×25.7~37.1mm,1.85kg,18.78万円
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Sz80/index.html
この重量クラスにしては、豪華なGPUはちょっとそそるところがある。
しかし、メガドライブ時代からのセガ派としては、宿敵だったSONY製品というところにちょっと抵抗あり(苦笑)。

【LaVie G タイプRX】
1.66GHz,1GB,40GB,14.1型SXGA+,310×258×27.5~34.5mm,1.9kg,18.28万円
http://www.necdirect.jp/psp/PA121/DIRECT1K/ENTPND/h/?tab=N1K_Z_NT_0604_CUST_LGRX&catalogid=N1K_Z_NT_0604_CUST_LGRX&gid=Z_0604_LV_NAVI&CID=PC-GL14MWXGHCW1WFBZA
サイズ的にはギリギリのところか。
実際にはドライブ類をつけると2kg超になりそうなところはインチキな仕様表記ちゃうんか?

【N130J-200D】
1.66GHz,1GB,40GB,13型WXGA,316×224×34.4mm,2kg,12.6万円
http://www.tsukumo.co.jp/bto/mobile_n130j-200d_2.html
ツクモブランドのノートPC。
コストパフォーマンスはめっちゃ高いが、ショップブランドってどうなんだろうねぇ?
かなり気になっている一品。ここは一発、ギャンブルといくか?

【FMV-BIBLO MG】
1.66GH,1GB,60GB,14.1型,307×248×26.4~33.5mm,2kg,19.98万円
http://www.fujitsu-webmart.com/pc/ui011?A=06050519114410235559&SERIES_CODE=44&cycId=51673
とりあえず調べてみたけど、他とあまり代わり映えしないなぁ・・・

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2006年5月 3日 (水)

後継パソコン探し

先日、うっかりカバンを落としてノートPCを壊してしまったので、これを機に買い換える事にした。

ノートPCはこれまで4台使ってきたが、いずれもB5のThinkPad(およびその系統)だった。
基本的には持ち歩くための小型軽量と、トラックポイントがこだわりのポイントだったが、所帯を持つと価格も考えて多少は妥協もせねばなるまい。

というところで、重量2kgをリミットに、軽量A4も視野に入れてノートPCの物色を始めた。
トラックポイントに多少の未練はあるが、どうしてもパットに馴染めない時は、小型マウスを持ち歩く事にでもするか・・・

最近は、どんなPCがあるんだろうねぇ・・・

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2006年4月25日 (火)

パソコンが壊れた・・・

昨夜、うっかり手を滑らせて、ノートパソコンを入れていたバッグを落としてしまい、その衝撃でノートパソコンが壊れてしまった・・・

幸い液晶は割れていないが、キーボードが彎曲して一部のキーは使用不能になってしまった。
うおー、なんてこった!

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2005年10月 7日 (金)

パブコメ提出(その2)

パブコメ2本目です。

例のDVD-Rでの補償金返還があった際の事をネタにしてみました。
返還された方にコンタクトを取って、やり取り時の情報を頂いています。
(この内容についても、いずれ所感を書き込んでみたいと思いますが)

2.私的録音録画補償金の見直しについて
(5)その他(私的録音録画補償金制度の課題について) 40頁

【意見】
私的録音録画補償金制度の縮小・廃止の是非も含めた同制度自体の根本的な見直しについて,期限を設定した上で検討すべきとの意見に対して、大いに賛同する。
また、『(3)補償金の管理団体において,補償金返還制度を簡素化して,実際に利用可能なものに改めるよう検討する必要がある。』の意見に賛同すると同時に、以下を要望する。

(1) 管理団体における返還制度への対応状況の確認と、適切な指導の実施。
(2) 返還に必要とした費用は、基本的に管理団体側が負担するものとすること。
(3) 情報公開の徹底


【理由】
'05年6月に、DVD-Rでの私的録画補償金返還が行われたが、その際の私的録画補償金管理協会(以下SARVH)の対応を聞く限り、適切な活動が行われているのか疑問視せざるを得ないものであった。

(1) 返還手続きに必要な書類等が一切公開されていない。
返還希望者はSARVHに対し用紙送付の希望を連絡して用紙を送付してもらわなければならず、双方に無駄なコストが発生する状態である。(この時点で既に返却金以上のコストを要する)
これに対しては、返却手続きの際に返還希望者から問題提起され、SARVH側からの回答もWebへの掲載を進めていくというものであったが、回答のあった'05年4月から既に半年近く経過している10月7日現在でも、SARVHのWebでは未だに未対応のままである。
この事は、SARVHの補償金返還に対する消極的な姿勢や消費者に対する対応への軽視を如実に表している。
各管理団体の対応状況を今一度再確認し、適切な指導を行う事を要望する。

(2) 経費削減に対して努力しているとは思えない。
返還希望者は、再三にわたって連絡のための通信コストが最小化される電子メールでのやり取りを希望していたが、「情報の流失」や「ウイルスの進入」を懸念するという理由で電話やFAXまたは封書での対応を強いられた。
しかし、電子メールは適切な運用をすれば問題は生じない事は周知の事実であり、それに対応できないというのは、単にSARVHが適切な運用を行っていく努力を怠っているという事を露呈するものである。
このような経費削減に対する関心の無さを改善するためにも、返還手続きに要した費用は管理団体側の負担とするものとする事を要望する。

(3) 情報公開に対しての否定的な対応
返還希望者は、SARVHとのやり取り内容を全面公開する事を希望したが、SARVHからは「プライバシー保護の観点から公開は了承できない」との理由で拒否された。
しかし、プライバシーを保護すべき対象の返還希望者自身が公開するのだから問題は無いとして再度公開を希望したが、今度は明確な説明もないまま公開を認めない事を決定したという旨を一方的に連絡している。
本来、当事者が希望するのであればSARVH側に公開を認めないとする理由は何も無い(あってはならない)筈であり、公開を認めないという決定を下すという事は、SARVHの運営に対する公明性に疑問を持たざるを得ない。
運営が健全に行われている事を明示するためにも、各権利団体に対しては情報公開の徹底を要望する。

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パブコメ提出(その1)

6日中提出の目標には間に合わなかったものの、ようやくパブコメ提出です。

内容は以下になりました。
私的録音録画補償金という制度自体の見直しが必要というのが意見の背景になっています。
現時点では補償金制度自体を一気に無くす事は困難だと思うので、本質的には不要なもであるという意見を含めつつも、今現在で何処まで妥当かという所を考えて要望2点という形にとどめています。
あらためて読み返すと、いまいち文面がまとまってないかなぁ・・・

2.私的録音録画補償金の見直しについて
(2) ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定について 36頁

【意見】
ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定に反対する。
加えて、著作権法第30条第2項に「ただし、技術的保護手段によって複製に制約を加える事のできる機器および当該機器で使用される記録媒体については、私的録音録画補償金の指定外とする」の一文を追加する事を要望する。


【理由】
私的録音録画補償金制度の目的は「私的複製により著作権者等の経済的利益が損なわれるようになった状況に対応する」というものであるが、「デジタル方式で劣化しない複製が作れる」という事だけで権利者の経済的利益を損なうとする理屈はあまりにも短絡的であり、説得性に欠いている。

権利者の利益を損なう事を理由に補償金を課金するのであれば、まずは「損なわれた利益とは何を指すのか?」「それは本当に本来は受けられる筈だった利益なのか?」という点をきちんと明確にし、補償金を課金する事が適切であるかどうかを判断すべきである。

それに対し、今回のハードディスク内蔵型録音機器等への追加指定における理由の大半は「デジタル方式だから」「MDの置き換え的な位置付けだから」という説明であり補償金を課金する事が適切であるかどうかを判断する情報としては不十分である。
むしろ、新しいメディアは私的複製を必要としない方向へと進んでおり、今後新たに補償金の追加を必要とするものが登場するとは考えにくい。(補足参照)

明確で説得性のある説明のないままで補償金の対象に追加指定を決心する事は、不当な課金を消費者に強いる事になる恐れがあるため、これを行うべきではない。

また、ipodをはじめとする最近のハードディスク内蔵型録音機器等は音楽配信によるビジネスモデルを考慮しているため、DRM等の技術的保護手段が採用されており、不当な複製に対して制約を加えている。
これは私的録音録画補償金の対象となるべき「権利者の利益を損なう複製を行える機器」には該当しない事を意味し、補償金の指定外と判断できる。

今後はDRM機能を備えたデジタルメディアが主流となり、私的録音録画補償金の指定に適さない機器が増加する事が予想される。
ついては、著作権法第30条第2項に「ただし、技術的保護手段によって複製に制約を加える事のできる機器および当該機器で使用される記録媒体については、私的録音録画補償金の指定外とする」の一文を追加する事を要望する。


(補足)
極論を論ずると、著作物を時や場所を選ばず利用できるように常備できるのであれば、私的複製を行う必要は生じない。
現時点では利用できるメディアの性能(大きさ、機能、容量など)が十分では無いため、利用する状況に応じてメディアを使い分けたり、利用する場所や機器に保存するためにやむを得ず複製を行っているのである。
ハードディスク内蔵型録音機器等は、従来の機器よりも大きさや容量において理想に一歩近づいており、私的複製を必要とする状況を格段に減少させている。
さらに技術的保護機能で不当な複製にも制約を与えており、補償金の対象にすべき理由が見当たらない。

ipod等のハードディスク内蔵型録音機器等が台頭してきた事により私的複製が減少するのは必然的な事であり、それに伴い私的録音録画補償金の回収額が減少していくのも当然の成り行きである。
権利団体の主張する「補償金の回収額が減少すると権利者が困る」というのは、私的複製という行為によって、同じ権利物から何度でも利益を得ることが出来るという現在のビジネスモデルを前提とした、一方的な都合である。
しかし、実はメディアの未成熟ゆえに、やむを得ず消費者が支払ってきたものであり、本来は払う必要の無い代価である事を再認識する事を求める。

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2005年10月 6日 (木)

私的録音録画補償金制度へのパブコメ提出準備中

iPod課金の是非に対するパブリックコメント募集開始!!」を読み返していて、気になる一文が!

10/07の何時迄かは書いてありません。一応、10/06中迄には提出する事が安全かと思います。

おお!そういう見方もあるか。
と言う事は明日中に(・・・って、もう今日か)送った方が良さそうだ。

なんとか草案までは作ったが、もう頭が回らないので、また時間を置いて読み返す事にしよう。

とりあえず草案を載せておくとこんな感じ。
(私的録音録画補償金制度自体への意見を出す事にした)
#うーん、こういう時に文章作成力の無さをつくづく感じるなぁ・・・

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 審議の経過」に対する意見

2.私的録音録画補償金の見直しについて
(2) ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定について 36頁

意見:
ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定に反対する。
加えて、DRM等の保護技術によってコピーに制限を加えられた機器に対しては、デジタル方式であっても私的録音録画補償金の指定外とする事を要望する。

理由:
私的録音録画補償金制度の目的は、「私的複製により著作権者等の経済的利益が損なわれるようになった状況に対応する」というものであるが、「デジタル方式で劣化しない複製が作れる」という事だけで権利者の経済的利益を損なうとする理屈はあまりにも短絡的であり、説得性に欠けるものである。(補足参照)

ハードディスク内蔵型録音機器等への追加指定の理由についても「デジタル方式だから」「MDの置き換え的な位置付けだから」というように、どのような経済的利益の損失が発生するのかを適切に説明できていない理由によるものとなっている。

明確で説得性のある説明のないままで補償金の対象に追加指定する事は、過剰な課金の発生の懸念もあるため、これを行うべきではないと考える。

また、ipodをはじめとする最近のハードディスク内蔵型録音機器等は、音楽配信によるビジネスモデルを考慮しているため、DRM等の保護機能が採用されており、不当な複製を抑制するつくりになっている。
これにより私的録音録画補償金の対象となるべき「権利者の利益を損なう複製を行える機器」には該当しないため、補償金の指定外と判断できる。
今後はDRM機能を備えたデジタルメディアの出現が増える事が想定される事から、個々に判断するのではなく、一元的に「DRM等の保護技術によってコピーに制限を加えられたものに対しては私的録音録画補償金の指定外」である事を明示する事を要望する。

(補足)
極論を言うと、著作物を所持し使用する手段に一切の制約が無ければ(いつでもどこででも使えるなら)、私的複製を行う必要は無い。
現時点ではそれらを満たすメディアあるいはインフラが存在しないため、やむを得ずに利用するシーンに応じてメディアを使い分けたり、保存場所を変えたりするために各メディアに複製を行うのが実態である。
ハードディスク内蔵型録音機器等は、その大きさや容量は従来よりも理想のメディアに近づいた存在であり、さらにDRM等の保護機能も備えている事から、むしろ従来のメディアよりも私的複製を減らしていく存在であり、補償金の対象にすべき理由が見当たらない。

私的録音録画補償金は、デジタル化への技術の過渡期においてまだ稚拙で保護機能のないデジタルメディアを運用するが故に必要だったものであり、デジタルメディアが成熟していけば不要となっていくものであると考える。

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2005年10月 3日 (月)

朽ちていくビジネスモデルにしがみつく権利団体

色々と理由をつけて私的録音録画補償金の適用対象拡大を求める権利団体の言い分だが、あからさまな言い方をすると
『ipodをはじめとするハードディスク内蔵型録音機器等の出現によって、私的録音録画補償金の回収金額が減少する恐れがあることから、回収金額の維持・向上のために、今後の主流となるであろうハードディスク内蔵型録音機器等からの補償金回収を目指す』
という風に見てとれる。
しかも、補償金が補償すべきものの本質といったものには目もくれず(そちらに話が進むと困るから避けているのかもしれないが)、デジタルで録音録画するものには全て補償金が必要だと言わんばかりの(いや、言っているか)乱暴な理屈だ。

しかし、これはどう考えても変だ。
現在、私的録音録画補償金として課金されているものは、本来著作者が提供する著作物によって得られるべき利益の範囲を遥かに逸脱して徴収されているとしか思えない。

著作者が利益を得ている著作物(ここでは音楽や映像に限定する)は、基本的に無形の唯一無二の存在だ。
それがどのようなメディアで提供されるにせよ、一人に対して提供される著作物もひとつでしかない。
それから考えれば、本来一人の人間がひとつの著作物に対して対価を支払うのは1回でいい筈ではないのか?

そもそも私的録音録画補償金というものは、本来の著作物に対する代価としての課金ではない。
違法複製などにより権利者の利益を損なう行為に使われる恐れがあるという理由で、実際にそのような行為を行っていない人も一まとめにしてリスク分の補償を要求しているのである。
本来なら違法行為者に対しての直接の処罰等で対処すればいい筈ではないのか?(JRだって無賃乗車の可能性があるからとかいって、全ての乗客の運賃にリスク分の上乗せを要求したりはしないぞ)
そして、現在に至っては本来の目的も忘れ、DRM等の保護機能を備えたメディアにさえも課金を求めているような状況なのである。

考えてみて欲しい。
「好きなアーティストのCDを5枚持っている。特に好きな曲だけを聴きたいから、各CDから好きな曲だけを録音したMDを作って、普段はそれを聴いている」
「持っているCDをいつでも持ち歩いて聴きたいが、CDはかさばるので、MDに録音して持ち歩いている」
どう考えても、権利者の利益を不当に妨げているとは思えない。
何故、こういう行為が課金対象に含まれてしまうのか

考えてみて欲しい。
そもそも私的録音というものが何故行われているのか?
一番の理由は、さまざまな利用形態に応じて、それに適したメディアに著作物を移す必要があるからだ。
もしも今よりもっと技術が進歩して、どんな利用形態にもそのまま使えるメディアが登場したら、大半の私的録音という行為自体が激減するだろう。

権利者達が、自分達の収入が減っていくという危機感があるのは理解できない事もない。
しかし、それはipodを始めとするハードディスク内蔵型録音機器等が原因ではない。
今までの古いビジネスモデルが終焉に近づいてきたためなのである。
それらにしがみついている者達にとって、ipodは秩序の破壊者に見えるかもしれない。
しかし、ipodが破壊しているのは古いビジネスモデルなのであって、決して著作権法や権利者の利益を破壊しているのではない。

技術の進歩は、時としてそれまでのビジネスモデルを過去のものにしてしまう。
例えばデジカメやプリンターの進歩は、それまでの写真関連業種のビジネスモデルを根本から揺るがしている。
それでも各社は「デジカメやプリンターに、補償金をのせてもらわないと困る」なんてアホな事は言っていない。
新しいビジネスモデルの中で何とか生き残ろうと必死に頑張っているのだ。
「補償金が減ったら困る」なんて大甘な考えでなんとか補償金の対象を増やそうとするような権利団体に、どのような存在価値があるのだろうか?

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